ここ2年ほど、コロナウイルスの流行により今までよりも熱を測る機会が増えたのではないでしょうか。
ということで、今日は体温計にまつわるエピソードをお送りしたいと思います。
我が家には基本的に体温計が2本ありますが、よく行方不明になります。
ヘアゴムとかと同じ部類ですね。
なので実際のところ、家にいくつ体温計があるのかわかりません。
なんならその体温計が正確に測れているのかも、定かではありません。
そんなある日、
母の
「体温計見てない?🥺探して〜!😩」
という掛け声により、恒例の探し物大会が始まりました。
次女が、体温計がありそうな部屋を順番に探し回りますが、なかなか見つかりません。
もちろん母も必死に体温計を捜索中。
長女は作業中のため、自室から思考だけ参加。
(おそらく動くのがめんどくさかっただけ)
長女「ソファーの間とかない〜?🙃」
次女がソファーの隙間も探しますが、見つかりません。
数分後…
母「ごめーーーん!お腹にあった😀!!!」
?????
あら、不思議。
どんなマジックだったのでしょうか。
種明かしにいきましょう。
まず、第一のポイント。
母は体温計を探していましたが、なんとその前に体温計を見ていたということ。
それに加えて、すでに熱を計っていたのです。
マジックは、最初の仕込みが大切ですからね。たぶん。
第二のポイント。
熱を測っていることを忘れて、他のことをし始めてしまったがために、体温計が脇からお腹へ移動したこと。
マジックは、観客の気を"種"ではない方に持っていって、その間に"種"を用意しますからね。たぶん。
そして最後のポイント。
自分の一番近くにあるものを、家族と一緒に家中を探し回ったこと。
マジックは目の前の観客を巻き込んでこそ、驚きがありますからね。たぶん。
こうして一度限りのマジックは、大成功を収めましたとさ。
いかがでしたでしょうか。
みなさんも探している体温計がお腹で見つかる可能性があるということを、念のため頭に入れておいた方がいいかもしれません。
以上、『私の母は天然さん 体温計編』でした。