かなり間が空いてしまい申し訳ないですが、フィンランドから無事に日本に帰ってきました。(11月半ば)
この時はまだオミクロンがどうのこうのという話は特になく、比較的落ち着いていた頃の帰国だったのかなと思います。
そこで今回は今や何も役に立たない11月中旬らへんの、海外からの帰国、そして隔離について書きたいと思います。
(出発〜機内の様子は2つ前のブログを見ていただけたらと思います。)
さて、羽田に到着すると、同じ便に乗っていた人たちで列になり、係員によって検査場へ連れて行かれる。
これがびっくりするほど歩かされた。
私の手荷物は機内用スーツケースとリュック。
そこまで重くはないが、軽くもない。
10時間フライトの後に、手荷物を持ってこのハイキングは予想以上のキツさ。
会場に着くと、一番最初にスマホで厚生労働省の質問票に答えたかどうかの確認がある。
アンケートに回答すると、QRコードが出てくるのでそれをスクリーンショットをすればOK。
これは割と時間のかかる作業のため出発前にやっておくべき。
QRコードをクリアすると、機内で書かされた書類を渡したり、どこの国に行ったのかの確認だったりとひたすら書類の確認作業が続く。
基本、書類とパスポートとスマホを手に持っておけば大丈夫。
クネクネとひたすら道を進んでいきます。
その道の最後の方にPCR検査がある。
荷物を後ろのデスクに置いて、少しブースっぽくなっているところで唾液を自分で採取。
ブースには梅干しと、レモンの写真が。
本当にこのように前に貼ってある。
ただ全くお腹の空いていない私は全然脳が騙されてくれず、地味に苦戦。
規定量まで採取したら、荷物を持って次の場所で回収。
と思ったら、
「スーツケース違いますか?」
と大事なものを忘れかけ、スタッフさんに呼び止められた。
ありがとうございました。助かりました。
PCR検査の次は、アプリのインストールとその登録。
入れなければいけないアプリは『My SOS』という真っ赤なアプリ。
このアプリの目的は、
①隔離期間中の健康状態の登録
②居場所確認
初期登録が終わると、また移動。
あとはPCRの検査結果が出るのを待つだけ。
自分の番号がモニターに出るまではひたすら待機。
ここでの待機時間は20分くらいだったかなと思う。
無事陰性の結果が出たことを確認し、やっとこさ終了。
ここからはいつもの入国と同じになる。
現在地はどこかわからないが、入国審査や預け荷物の方向へまたまたハイキング。
本来ならまっすぐここに向かうわけなのだから、遠くまで歩いたらまた遠くのこの場所まで戻ってこなきゃいけないのである。
顔認証機械タイプの入国審査をして、おそらくずっとくるくると回っていたであろう預け荷物をゲット。
関税のところを通って、ついに。
ミッションを達成!!!!!!!!
このダンジョンはなかなか大変だったのでした。
空港に到着してから、諸々終わるまでにかかった時間はおよそ1時間半弱。
公共交通機関の利用はできないということになっているので、天然母に空港まで車でお迎えに来てもらいました。
3ヶ月ぶりの再会。
こんなことは今までなかったのでなんだか不思議な感覚です。
家に到着すると、今度は隔離生活が始まります。
家に着いたら最初に『My SOS』のアプリで自主隔離場所の登録だけしましょう。
隔離期間は14日間。
My SOSのアプリで、健康状態の登録は1日1回。
居場所確認も毎日ビデオ電話がAIからかかってきた。
家の中にいますよ〜というのをよく寝起きの顔でそのビデオ電話にアピールしていた。
30秒間も寝起きの自分の顔を見るのはなかなかの試練だったが、無事14日間耐えたのでした。
実家が久しぶりすぎて、忘れていたことも。
というのも、電子レンジの使い方。
押すボタンを間違えて、チンしすぎてしまい牛乳が溢れ出てしまいました。
記念にパシャリ。
それから自分の部屋もリビングも大改造されていた。
私は妹と同じ部屋なのだが、2人で使っていた2段ベッドはどこかに消え、新しいベッドが導入されていた。
2つあった机も消えていた。
床は茶色から白に。
びっくりしすぎて、「おおおおおお」しか言葉は出てこなかった。
汚部屋がお部屋へ。
ありがとう、マイ・ファミリー。
ということで、無事帰国し、隔離も終え、今や自由の身となった私ですが、今後もコロナには十分気をつけて日常生活を送っていきたいと思います。
以上、「フィンランドからの帰国 到着〜隔離編」でした。
おしまい。