またこちらの『私の母は天然さん』シリーズを書きたいと思います。
今日は時系列順にお届けします。
ある日の夕方、
家には三女と末っ子がいます。(いつも通り)
いつも長女と父は帰宅が遅いが、その日は珍しく高校生の次女もなかなか帰ってこない。
時間は19 時 。
いつも18時くらいには帰っているはずなのに、次女がなかなか帰ってこない。
母「そういえば昨日自転車の鍵を失くしたとか言ってたっけ…」
次女にLINEをしてみる。
「大丈夫?迎えに行こうか?」
20 時
まだ帰ってこない。
LINEに既読もつかない。
母はさらに心配になってくる。
21 時
まだ帰ってこない。
連絡がなく、こんなに遅くなることは一度もなかったので、何か事件に巻き込まれたんじゃないかと本気で心配になる。
21時半
長女が帰宅。
母が次女が帰ってこないことを長女に話す。
長女はなんか友達とご飯でも行ってるんじゃない?と大して気に留めていないが、母はずっとそわそわしている。
22時
まだ次女が帰ってこない。LINEの返事もない。
何度か次女に電話もかけているが、電話も出ない。
いよいよ母が学校に問い合わせるか、警察に行った方がいいか、本気で悩み始める。
22時15分
ついにLINEに既読がついた。
次女「今日は宿泊防災訓練だから帰らないよ〜」
そうなのです。
次女はこの日、『宿泊防災訓練』で学校にお泊まりの日だったのです。
【宿泊防災訓練】とは
放課後から翌朝まで、災害時家に帰れないことを想定して行われる宿泊を含めた防災訓練のこと。
消化器の訓練や、煙が充満しているテントの中を歩く体験、起震車による地震体験などなども行う。
夜ご飯には学校に災害用として保管されている非常食(わかめご飯や缶パンなど)を実際に食べたり、薄い毛布を床に敷いてみんなで寝たりする。
たしかに、事前に次女が母に伝え忘れていたのなら、この状況も理解できるかもしれません。
しかし、次女と母はその日の朝に宿泊防災訓練に関する話をしていたのです。
その内容がこちら。
母「お昼は、お弁当箱を洗わなくて済むからおにぎりとかの方がいい?😃」
次女「そうだね!そうする!😄」
ということで、母は次女にお昼ご飯におにぎりを作って、渡していました。
母からの幾度もの連絡も、次女は教室にスマホを置いたままだったため、LINEに気づけなかったのです。
次女からLINEの返信が来た後の母の反応は、
母「あー!!!!そういえば!!😲もう少しで通報するところだった!😅」
でした。
「学校に電話かける前でよかった…😮💨」
と家族全員が安堵したのでした。
そして、次女は母の予想外の発言を教室でしっかり笑いに変えたそうです。笑
という、たまたま忘れてしまった宿泊防災訓練の日のお話。
以上、『私の母は天然さん 防災訓練編』でした。